WordVox

Version 1.0.1

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公開:’06-05-29
更新:’06-11-30

はじめに

Macの次期OSを扱った記事で、Leopardの読みが「レオパルド」 のように間違って表記されているのを何度も見ました。日本人の感覚としては母音である’o'を発音しないというのは何とも解せない話ですし、”leo”が ライオンを意味することを知っていると、余計に’o'を発音しないことに心理的な抵抗を覚えます。だから間違えた人の気持ちがよく分かります。まあ、英語 はスペルと発音が一致しないことが多いので有名ですが、それにしても厄介なことではあります。

WordVox は、英単語の発音を確認するためのユーティリティーです。英語はleopardのように油断すると間違えてしまうので、こまめに発音を確認する必要がある でしょう。辞書の発音記号でも確認できますが、実際の音声を聞いた方が何倍も効果的だと思います。言語というのはスポーツと同じで、反復することで「体に 覚えさせる」のが大事でしょう。英語の発音もしつこいくらいに何度も聞いて耳に馴染ませるのがよいのではないでしょうか。

Mac には標準で英文の読み上げ機能がありますが、使ってみれば分かる通り、英語の学習用として決して満足できる品質とは言えません。WordVoxでは無料で 配布されている音声データを使用していますが、ネイティブの発音による約2万もの単語が収録されています。これだけあればとりあえずは十分だと思います。

WordVoxをインストールすると、英単語の発音をいつでもショートカット・キーで簡単に確認できるようになります。テキストの選択さえ出来れば、どんなアプリケーション(Safariやテキストエディットなど)でも発音を聞くことができます。

動作環境

  • Mac OS X 10.4 (Tiger)以降 (Universal Binary)。10.3.9でも動くように作ってありますが、テストはしていません。
  • 必要なディスク空き容量は207MB以上

ダウンロード

 以下のファイルをダウンロードして下さい。

プログラム本体:WordVox.dmg (200KB)

音声データ:WyabdcRealPeopleTTS.tar.bz2 (80.4MB)


ダウンロードが遅い場合はこちらにミラーサイトのリストがあります。

※音声データについて:
 Safariでダウンロードすると、ファイル名の最後が”.tar”になることがあります。これを削除してから解凍して下さい。
 なお、音声データは米国の発音だけです。残念ながら話者は統一されていません。男女それぞれ複数の話者による発音データです。しかし、2万の語数や無料であることを考えれば、これだけでも十分に有り難いものです。

 

 

インストール

ダウンロードしたWordVox.dmgをダブルクリックし、ディスクイメージをマウントします。この中のWordVoxをお好きな場所へコピーして下さ い。 次に音声データをダブルクリックして解凍します。WyabdcRealPeopleTTSというフォルダーができますので、これもお好きな場所へ移 動して下さい。ただし、フォルダー内にあるファイルの名前や配置などは変更しないで下さい。

前のバージョンを使っていた方は、古いものを削除してから新しいバージョンをインストールして下さい。

使い方

1) 設定

まず、音声データがある場所を設定します。WordVoxを起動し、環境設定で音声データがあるフォルダーを指定します。「選択…」ボタンを押すと、ファイル選択用のシートが表示されるので、ここで音声データのあるフォルダーを指定して下さい。

Finder から直接フォルダーをドロップすることもできます。四角い枠の中にフォルダーをドラッグ&ドロップすることで設定できます。 環境設定画面では「再生回 数」も設定できます。これは1つの単語を何回発声するかの指定です。画面の上下ボタンを押すことで、回数を設定します。

 「OK」ボタンを押すと変更内容が確定します。次に正しく設定できたか確認してみましょう。

2)発音の確認

検索フィールドに”test”と入力してリターンキーを押して下さい。設定が正しければウィンドウにスピーカーの絵が表示され、音声が聞こえます。そうでなければ設定を確認して下さい。

test

このウィンドウは、他のアプリケーションのウィンドウが手前に来ると自動的に画面上から消えるようになっています。ドック上のアイコンをクリックして最前面に戻せば、再び表示されます。

なお、検索した単語の履歴は直近の20個が保存されます。下向き三角をクリックすると履歴を表示し、その中のものを再度入力することができます。

3)サービス機能

WordVox をインストールすると、Safariなどテキストを選択できるものならどんなアプリケーションからでも、英単語の発音を確認できるようになります。これは システムのサービス機能を利用しています。サービス機能を有効にするには、いったんログアウトし、再度ログインする必要があります(システムをリスタート させても構わない)。

テキストエディットなどで単語を選択した状態 でアプリケーション・メニューのサービスを見て下さい(インストール直後はメニューの表示に時間がかかります)。”英単語の発音”という項目が追加されて いると思います。これを選ぶと単語のデータがあれば発音を聞くことができます。Command + shift + Mのショートカット・キーも使うことができます。音声再生中は、画面中央に半透明のウィンドウが表示されます。

注意して頂きたいのは、音声データには原形しかないということです。つまり、名詞の複数形(dataやmediaは別)や動詞の過去形などは含まれていま せんので、原形で調べる必要があります。また、WordVoxは英文の読み上げが目的ではなく、あくまで英単語の発音を手軽に確認するためのものです。

アプリケーションによっては単語中に余分な文字があって、WordVoxが使えないように見える場合もあります。例えばTigerに標準添付されている Dictionaryの見出しです。音節を区切る中黒(・)が入っていますが、ちゃんとWordVoxを使うことができます。

tiger

これで音声機能付き英英辞典に早変わりですね。このように使える場合が多いので、色々なアプリケーションで試してみて下さい。